BtoCツールのデメリット

BtoCツールのターゲティング力の問題

BtoCのマーケティングオートメーションツールは自動でリードや顧客に対してマーケティングを行えるのはメリットですが、ターゲティング力については問題があります。近年のマーケティングのトレンドとして、カスタマーが求めている情報を的確に伝えるためにターゲットとなる母集団を絞り込んでいます。マーケティングオートメーションツールではそのターゲットの絞り込みがうまくできないこともまだ多いのが実態です。人が取捨選択をしていった方がより良い母集団を選べるので、高いマーケティング効果を得ることができます。人が行うと人件費がかさんでしまうのは確かなので、費用対効果を十分に考えて使うかどうかを判断しなければならないのがポイントです。

BtoCツールの運用の難しさ

BtoCのビジネスでマーケティングオートメーションツールを使うデメリットとして、最新のトレンドを反映するのが難しいことが挙げられます。ツールごとに独自の基準を設けてターゲットを定めたり、自動化のための機能を付与したりしていますが、市場の状況が大きく変化したときに対応できる柔軟なプラットフォームというわけではありません。カスタマーの行動のトレンドが変化してしまうと運用の仕方を再考しなければならず、あまりにもカスタマーの志向が大きく変わってしまうような業界では使いにくい傾向があります。自動化による労務負担の軽減を実現するはずが、かえって運用のための労力がかかってしまうことがあるので、ツールのメリットを生かしにくいのが問題点です。